ごあいさつMESSAGE

四川飯店にようこそ

お客様の「美味しかった」「また来るよ」の声を聞くために
私達は毎日、料理とサービスに真剣に向き合っています。

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私達がご提供している四川料理は、北京、広東、上海とならび「中国四大料理」と称されるもののひとつです。肥沃な土地で育てられた豊富な食材を使い、唐辛子の辛さや山椒のしびれるような刺激、さらには酸味や香味をもたらす様々な調味料や香辛料を使うことで、深みのある味わいに仕上げてあるのが特徴です。

四川飯店グループの料理の数々は、創業者である陳建民の魂の産物です。先代の時代は、本場の料理を再現するための食材や調味料を入手することは、非常に困難でした。そこでさまざまな創意工夫をこらし、いくつもの名物料理が生まれました。私達はその精神を引き継ぎ、「もっと美味しい料理」を目指して日々知恵を絞っています。

料理の原点は、食べて頂く相手のために心をこめて一生懸命作るということだと考えています。スタッフの一人ひとりが、お客様のことを思いながら、料理そしてサービスに向かい合っています。ですから、お客様がおいしいと言ってくださることが、私達にとって一番の励みになるのです。

四川飯店グループはこれからも日々精進し、努力してまいります。今までお支えくださった皆さまに感謝申し上げると共に、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

陳 建一・陳 建太郎

KENICHI CHEN / KENTARO CHEN

PROFILEオーナー/シェフ紹介

陳 建一

陳 建一Kenichi Chen

1956年 東京に生まれる。
日本に初めて四川料理を紹介した故陳建民の長男。東京中華学校を経て高校・大学と玉川学園で学ぶ。その後、父の経営する赤坂四川飯店で本格的に料理修業を開始。

1990年 父の後を継ぎ赤坂四川飯店社長就任
1993年 『フジテレビ 料理の鉄人』に中華の鉄人として、また『NHKきょうの料理』の講師として出演。他、テレビ・雑誌・料理学校の講師など幅広く活躍する。
1997年 中華人民共和国駐日本国特命全権大使賞 受賞
2006年 東京都より『東京マイスター』認定
2008年 厚生労働省より、卓越した技能者に与えられる『現代の名工』表彰
2011年 (公社)日本中国料理協会 会長就任
2013年 黄綬褒章 受賞
2014年 四川飯店グループ取締役会長就任
2023年 間質性肺炎のため死去(享年67歳)



四川飯店グループのオーナーシェフとして四川料理の普及や後進の育成に努める一方、テレビ・ラジオ・雑誌などのほか、講演やイベントなどでも活躍。
大手食品メーカーや小売流 通企業とのコラボレーション商品監修を数多く手掛ける。
プライベートではゴルフをこよなく愛し、生涯で5回のホールインワンを記録する。


【著書】
『父子相伝』『四川飯店 陳建一が提案する 大人の厨房』『四川飯店の中国料理』『本音で作る、僕の料理』『鉄鍋の掟』『段取りの鉄人』など

陳 建太郎

陳 建太郎Kentaro Chen

1979年東京生まれ。
陳建一の長男。玉川学園で学び、2002年、赤坂四川飯店に入社し、渋谷にある「スーツァンレストラン陳」にて修行を開始。2005年から2年半に渡り四川大学へ留学すると同時に、四川省成都市にある「菜根香」でも修業し、総料理長・曾国華に師事。帰国後は四川飯店グループで技術を学び、伝統の味に現代の食材、調理法を取り入れた料理を発表している。現在は父・建一から同社の経営を継承して代表取締役を務める一方、料理教室やイベント、テレビ出演などでも活躍中。
2014年には初の海外店舗としてシンガポールに「Shisen Hanten by Chen Kentaro」を出店。2016年より5年連続ミシュラン二つ星を獲得し、四川料理の魅力をさらに浸透させていく担い手として世界的に注目を集めている。

鈴木 広明

四川飯店総料理長鈴木 広明Hiroaki Suzuki

1964年静岡生まれ。
1982年、高校卒業と同時に上京し、赤坂四川飯店に入社。陳 建民のもとで修業を積む。1985年、池袋四川飯店に異動し、1992年より料理長を任される。「陳師父は料理の作り方を隠したりせず、何でも教えてくれた。そのことが、短期間で料理を覚え、他店舗の料理長クラスでいくことができた要因です。」と振り返る。
2001年には赤坂店料理長に抜擢される。
現在、大学や料理教室の講師としても活躍中。2017年に総料理長に就任し、グループ全体の調理指導や育成に携わる。
2020年、各分野において卓越した技能を持つ人に贈られる「現代の名工」に選出される。